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内容説明
「特発性低髄液圧症候群」「脳脊髄液減少症」などいろいろな名称が使われているが、いずれも何らかの原因で脊髄から脳脊髄液が漏出する病気を示している。その結果、起立性頭痛などさまざまな症状が出現する。「脳脊髄液漏出症」理解のスタンダード。
目次
1 脳脊髄液漏出症とは(歴史;用語について)
2 脳脊髄液漏出症をとことん理解する―「特発性低髄液圧症候群」の診断・治療・予後(病態;診断基準 ほか)
3 症例にみる脳脊髄液漏出症(典型的な症例(保存的治療;ブラッドパッチ施行)
非典型的な画像所見を呈した例(保存的治療;ブラッドパッチ施行) ほか)
4 今後の課題―「外傷性脳脊髄液減少症」をめぐる問題(外傷性脳脊髄液減少症とは;外傷性脳脊髄液減少症と“むち打ち”の関係 ほか)
著者等紹介
渡辺新[ワタナベアラタ]
1968年山梨県甲府市出身。1994年山梨医科大学(現山梨大学医学部)卒業。同年同大学脳神経外科入局、山梨県立中央病院脳神経外科などで勤務を続けるかたわら、2001‐2003年モントリオール神経学研究所(カナダ)に留学し、脳内セロトニンの研究に従事(医学博士)。2007‐2012年都留市立病院脳神経外科医長。2010年都留文科大学特任教授就任。現在、山梨厚生病院脳神経外科にて勤務、都留文科大学特任教授。日本脳神経外科専門医、日本脳卒中専門医、日本頭痛学会専門医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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