家族が知りたい統合失調症への対応Q&A

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  • サイズ B6判/ページ数 216p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784535983090
  • NDC分類 493.76
  • Cコード C1036

内容説明

親が変われば子も変わる!子どもの気持ちを受けとめて、徹底的に話を聞きましよう!決してマニュアル化されない、魔法のような高森流SSTの会話術をまとめた決定版!あの高森信子先生が再発防止のための会話のコツを伝授します。

目次

1 (「死にたい。自分には生きる価値がない。自分なんて死んだほうがいいんだ!」と常に自分を否定して生きる生活。こちらも疲れきっています。;「自分が苦しくてたまらないのは、みんな親のせいだ!」と言われてしまいました。;本人が、友だちに病名を告げるかどうか、迷っています。親も、近所や親戚に伝えたほうがいいのか、悩んでいます。;何年も引きこもっているので、近所の人は気味が悪いと陰口をたたいているようです。やはり、隠し続けるのは無理があるのでしょうか?;太ってしまうことを気にして、ほとんど食事をとろうとせず、必要以上に運動をして、体をこわすのではないかと心配です。薬の副作用なのか過食気味で、糖尿病にならないか不安です。 ほか)
2 (どんどん薬が増やされていきます。不信感ばかりがつのり、病院(主治医)を変えたほうがいいのでは、と迷っています。副作用もひどいようなのですが、言い出しにくく困っています。
薬をまったく飲んでくれていないようです。心配でしつこく聞いてしまい、口論のあげくとっくみあいになることもしばしばあります。
常時幻聴に悩まされているようで、いつまでもずっと話し続けています。突拍子もない話を長時間聞かされる時は、正直参ってしまいます。
妄想がひどく、相手の家に怒鳴り込もうとするなど、とても攻撃的になります。
幻聴で夜眠れなかったりすると、つらさから逃れるためにお酒を飲もうとします。 ほか)

著者等紹介

高森信子[タカモリノブコ]
小学校や幼稚園の教師を経て、子どものこころのアートセラピストとして、幼児・学生の美術教育に15年携わる。1985年より、カウンセラーとして活動を始め、その後、東京大学デイホスピタルでSSTリーダー研修を経て、89年より地域作業所、保健所のデイケア、家族会等で当事者や家族のためのSSTリーダーとして活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まめお~

4
父購入本。何を今さらこういう本を買うかな・・そして斜め読みするだけで、本の内容を実践するわけではない。父来月87歳、統合失調症兄53歳・・・発症した頃は父50歳くらいかな。この本に書いてあるような対応はまったくできていなかった。こういうことを模索する様子もなかった。そして36年過ぎた。兄は社会とのつながりを持てないまま一生を終わるのであろうか?今まさに急性期の統合失調症患者を抱えるご家族に言いたい。ぜひ、このような本を読んで実践して欲しいと。家族の対応で変わるところは絶対にあると。最近の私の実感です。2015/09/03

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