言葉と沈黙―精神科の臨床から

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  • サイズ A5判/ページ数 397p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784535982741
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C3047

出版社内容情報

精神科治療はマニュアルと薬さえあればいいのか? こころをモノとみなす風潮を常に批判的に見つめてきた一精神科医の臨床記録集。

目次

第1部 精神分裂病(統合失調症)とその周辺(差異の消滅―精神分裂病の不安あるいは当惑;精神分裂病の発症、それに前後して出現する神経症様症状 ほか)
第2部 強迫症をめぐって(精神分裂病と強迫症との関連について―文献的考察を中心にして;洗浄強迫の一考察―「触れる」ことの精神病理から ほか)
第3部 うつ病とその周辺(抑うつ神経症をめぐる臨床の動向―大学病院精神科の外来調査から;感情障害とその周辺 精神疾患の現代的病像をめぐって―「逃避型抑うつ・中年型」について)
第4部 精神病理学と精神療法(精神病理学の「遊び」;精神病理学の「たしなみ」 ほか)
第5部 病跡学と回顧と(梶井基次郎の青春―「言葉」の確かさを求めて;臨床と精神病理学のはざまで―「臨床精神病理」誌 一編集子の回顧)

著者等紹介

松本雅彦[マツモトマサヒコ]
1937年生まれ。精神科医。1964年京都大学医学部卒業。阪本病院、京都大学精神科勤務を経て、京都大学医療技術短期大学部教授、京都府立洛南病院院長、京都光華女子大学教授を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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