内容説明
本書は脊髄に障害を受けた人々に発症する慢性的な痛みの実情を、当事者の立場から明らかにすることを目的としている。どのような痛みとともに生きているのか、それをしのぐ工夫と努力、疼痛緩和医療についての報告である。
目次
1 脊髄損傷と痛み―どんな痛みと麻痺か(脊椎・脊髄の仕組みと脊髄損傷;麻痺のレベルの診断;完全麻痺か不全麻痺か ほか)
2 痛みと麻痺を生きる(受傷二一年目、突然の激痛―経験者のアドバイスがありがたかった;アメリカで交通事故―意識不明のまま帰国、奇跡の生還;三度も脊髄損傷―元気そうにみえる骨傷のない不全脊損の苦しみ ほか)
3 慢性痛への取り組み(研究の本格化は一九七〇年代から;「痛みの一〇年」宣言;「脊損痛タスクフォース」 ほか)
4 痛みとどう向きあうか



