出版社内容情報
一般精神科ケアで培った臨床能力をBPDの人々のケアに応用発展させ、さらにはBPDの実践的な治療に役立つアプローチを提供する。
内容説明
真にクライアントのためになる治療とは。事例を用いながらコンパクトに解説。
目次
第1章 治療のための基礎知識(「境界性パーソナリティ障害」という診断名の由来;治療法の発展; ほか)
第2章 治療上の課題と臨床経過(イントロダクション;アセスメント ほか)
第3章 スティグマ、言葉、治療者の感情、そして治療費(スティグマと差別;言葉(否定的な用語) ほか)
第4章 治療環境および法的環境(医療における法的体制;専門家に求められるリスク・テイク ほか)
第5章 治療意欲の維持(限界設定;治療者のバーンアウトの防止 ほか)
著者等紹介
クローウィッツ,ロイ[クローウィッツ,ロイ]
ニュージーランド・ワイカト保健センター/オークランド大学医学部講師
ワトソン,クリスティン[ワトソン,クリスティン]
オーストラリア・ヴィクトリア州パーソナリティ障害サービス部門長
福井至[フクイイタル]
東京家政大学文学部・東京家政大学大学院助教授・臨床心理士。早稲田大学第一文学部卒。早稲田大学大学院修了(博士、人間科学)
貝谷久宣[カイヤヒサノブ]
医療法人和楽会理事長・不安・抑うつ臨床研究会代表。名古屋市立大学医学部卒。マックス・プランク精神医学研究所留学。岐阜大学医学部助教授等を経て、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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