感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
円盤人
1
宇宙をまたにかけて珍奇な生物を捕らえ、ロンドン動物園に収納する「惑星ハンター」ゲリー・カーライルの活躍を描くスペース・オペラ。戦前の作品で、女性主人公の冒険ものがまず珍しいが、ネイチャーリスト的思考がかけらもないところが逆に新鮮ですがすがしい(笑)。スペオペはレンズマン系譜の戦争ものが残り、パルプ的冒険活劇はほぼ絶滅してしまったが、やはり読み手をワクワクさせてくれるものだ。意外にちゃんと科学を利用して事態を解決するのも感心した。何だかんだ低く見られがちだが、やはりこれもSFの魅力を体現したジャンルなのだ。2018/08/15
ゆん
1
処分前に再読。ハンターでゲリーって名前から男性だと思ったw1話目で仕事を一緒にすることになったハリーとのやりとりとか面白い!少年少女モノじゃなかったら恋愛に発展するんだろうな(笑)”テレビ新聞”っていう概念は今のネットニュースの事?1970年代にこの話題ってすごいなぁとか、土星とか金星に普通に生き物がいてそれを生け捕っちゃう話とか当時はわくわくしながら読んだんだろう。今なら「そんな事はありえない」とか言われるかもしれないと思えば、当時の冒険小説って夢が盛りまくりだったなぁ^^(1974.10.5第5刷)2017/01/21
植田 和昭
1
アマゾンでみたら19800円もしていてビックリ。古き良き時代のスペースオペラですね。2015/11/04