感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おたきたお
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アメリカの医療保険の脆弱さについて、本著は実例を踏まえ、保険業界からの「民業圧迫」を理由に医療保険改革に着手できず「日本は羨ましい」ともらすアメリカの関係者の声を載せ、「それでも自己責任を追及しますか」と突きつけている。医療保険の財源不足をどう補うかの本質的な議論が進まない(というかしようとしない)間に「構造改革」と「自己責任」の勇ましい掛け声でアメリカの後を追う日本。なお、訴訟リスクの大きいアメリカの医療界ではリスクの少ない眼科が人気だそうだが、日本も同じだったりする(『日本のお金持ちの研究』より)。2006/01/01
はにゅ
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自己責任が古きよきアメリカのあるべき姿というなら、巨大資本がそこに食いついている現代って、どうなんでしょうか。2007/06/09