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サナトリウム残影 - 結核の百年と日本人

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  • サイズ B6判/ページ数 329p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784535982307
  • NDC分類 498.6
  • Cコード C3036

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

春風

11
これは名著ですよ。かつては国民病とまで言われながら、今ではほぼ忘れられた病気、結核。今はにぎやかな湘南海岸がサナトリウムの立ち並ぶ療養の地だった頃から、化学療法の登場によるサナトリウムの終焉までを、文豪たちのエピソードも交え、膨大な取材で描き出した労作。2018/12/14

ひねもすのたり

1
「結核」を触媒にして、日本の近代全体を捉えていて興味深く読めました。 良書だと思います。 湘南といえば私たちの世代ではサザン・オールスターズですが、『太陽の季節』以前はサナトリウムの町だと知って驚きでした。 そういえば徳富蘆花の『不如帰』も逗子が舞台だったような気がします。 加えて、清瀬にやたらと病院が多い謎も解決しました。 2012/02/12

石橋

0
結核という病からみる日本近代史。湘南海岸と清瀬、なぜそこなのか、またその後の発展・衰退の経緯が、俯瞰的に理解できる。インパクトがあったのは、清瀬は日本で最もNHKラジオ講座のテキスト(放送大学だったか?)が売れる地域として知られる…というくだり。いや、それは知らん。2019/08/29

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