内容説明
単なる口の乾きと侮るな。唾液が出にくくなり、口の中が乾いてしまう口腔乾燥症=ドライマウス。原因、予防、治療、QOL向上策までを、第一線の専門家がわかりやすく解説。
目次
序章 ドライマウスは新たな現代病か?
第1章 誰もがドライマウスの危険にさらされている―意外なところにある、その原因
第2章 こんな症状があれば、あなたはドライマウス―放っておくとさまざまな病気のもとに
第3章 ドライマウスを改善する―原因別対処法と治療薬
第4章 日常生活でどのようにドライマウスと付き合うか―QOLの向上こそ、これからの医療の大切な役割
第5章 進み始めたドライマウスのサポート体制―ドライマウス研究会・ドライマウス患者友の会の取り組み
著者等紹介
斎藤一郎[サイトウイチロウ]
1954年東京生まれ。鶴見大学歯学部教授(病理学)。専門は唾液腺の機能や病態の形成機序ならびに再生機構。日本のいくつかの歯学部、医学部や米国(スクリプス研究所)で口腔乾燥症を呈するシェーグレン症候群の研究に長年従事し、多数の論文、著書がある。歯科基礎医学会ライオン学術賞(2002年)等を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。