出版社内容情報
特殊相対性理論と一般相対性理論のさわりを解説する入門書。論理の飛躍やブラックボックスを極力排し、過程をていねいに見せる。
内容説明
論理の飛躍やブラックボックスを極力なくし、式変形の過程をていねいに見せる。身近なものや現象を出発点に話題を展開。数式だけでなく、文章や図で伝える工夫を凝らし、「なるほど!」と納得できる。
目次
第1章 相対性理論を学ぶための下準備
第2章 マクスウェル方程式とローレンツ変換
第3章 相対性原理と光速が不変であることの帰結
第4章 時空
第5章 特殊相対性理論に必要な数学
第6章 物理法則の共変的な記述
第7章 一般相対性理論入門
付録 最小作用の原理
著者等紹介
小林努[コバヤシツトム]
1979年静岡県静岡市生まれ。2001年京都大学理学部卒業。2006年京都大学大学院理学研究科博士後期課程修了(博士(理学))。日本学術振興会特別研究員、東京大学ビッグバン宇宙国際研究センター特任研究員、京都大学白眉センター特定助教を経て、立教大学理学部准教授。専門は宇宙論・重力理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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