こころの科学叢書<br> 自閉症 (新訂)

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こころの科学叢書
自閉症 (新訂)

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  • サイズ B6判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784535804234
  • NDC分類 493.937
  • Cコード C3011

出版社内容情報

DSM-?Vが輸入され、ラター学説が席巻中の1980年に刊行された著者の臨床経験に基づく思いやりある自閉症ガイドを完全復刻。

はじめに

第1章 子どもの精神発達の特徴と自閉症
1 発達という視点からみた自閉症
2 子どもの精神発達のあゆみ
 1.新生児期と3ヵ月までの生理的自閉期
 2.三ヶ月の微笑と対象関係の発展
 3.八ヶ月~一歳八ヶ月までの発達段階
 4.一歳八ヶ月~三歳までの発達
3 自閉症の精神発達

第2章 自閉症の症候学と診断
1 カナーが明らかにした自閉症の行動特徴
 1.周囲からの極端な孤立
 2.ことばの発達の特有なゆがみ
 3.強迫的な同一性保持の傾向
 4.ある物事への極端な興味・関心と巧みさ
 5.潜在的な知能
2 しばらく続いた自閉症の概念の混乱
3 自閉症の定義と診断
 1.WHOの疾病理解
 2.ウイングのすすめる診断手順──診断作業上のチェックポイント
4 発達に伴っての臨床像の変化
 1.対人関係や社会性の変化
 2.ことばの発達について

第3章 自閉症の疫学と予後
1 出現率について
2 性比について
3 遺伝について
4 家庭の社会・経済的特徴について
5 自閉症児の予後について
 1.予後研究の意味──症候群における重要性
 2.これまでの諸外国での予後研究
 3.予後研究からみた自閉症の疾病理解

第4章 自閉症の基本的病態と原因
1 基本的病態ということについて
2 基本的病態をめぐっての諸見解
 1.対人共感性の欠如を重要視する立場
 2.知覚・運動系の統合の失敗に基づくという考え方
 3.特有な認知・言語障害という考え方
 4.学習能力障害という視点からのとらえ方
3 原因論
 1.原因を考えるということ
 2.心因論とそれに対する批判
 3.器質因を裏づける諸知見
 4.病態・原因の検討から自閉症をどう考えたらよいか

第5章 近縁疾患との関係
1 自閉症と精神遅滞(精神薄弱)
2 自閉症と特殊な発達障害
 1.発達性行動過多との関係
 2.発達性言語遅滞との関係
 3.発達性失行児(無器用児)との関係
3 統合失調症の早期発病型

第6章 自閉症の治療と教育
1 基本的方針
2 心理的・教育的働きかけの実際
 1.精神療法
 2.行動療法
 3.身体運動感覚を豊かにしようとする働きかけ
3 ことばの指導──とくに母親の働きかけ
4 統合保育・教育にまつわる問題点
5 家庭から離しての集中的な治療、教育
 1.合宿治療や療育キャンプ
 2.入院治療
6 薬物療法
7 症例

第7章 今後の課題
 1.医学研究における課題
 2.発達心理学に対する寄与
 3.学校教育における課題
 4.自閉症児の医療および福祉対策──とくに年長児について
参考文献

補章 中年期自閉症にとっての生涯発達

解説にかえて(滝川一廣)
新版・あとがき

【著者紹介】
児童精神科医

内容説明

自閉症の子どもたちとともに歩んだ50年。村田自閉症臨床の原点、待望の復刊!

目次

第1章 子どもの精神発達の特徴と自閉症
第2章 自閉症の症候学と診断
第3章 自閉症の疫学と予後
第4章 自閉症の基本的病態と原因
第5章 近縁疾患との関係
第6章 自閉症の治療と教育
第7章 今後の課題
補章 中年期自閉症にとっての生涯発達

著者等紹介

村田豊久[ムラタトヨヒサ]
1935年鹿児島県生まれ。1961年九州大学医学部卒業。1966年九州大学大学院医学研究科修了(医学博士)、国立肥前療養所医師(精神科)。1967年九州大学医学部助手(精神医学)。1970年パリ大学医学部医学心理学教室およびパリ13区精神衛生センター児童部に留学。1973年福岡大学医学部助教授(精神医学)。1979年福岡大学病院客員教授および村田メンタルクリニック院長。1980年九州大学教育学部教授(生涯発達講座)。2001年西南学院大学文学部教授(社会福祉学科)。2005年村田子どもメンタルクリニック院長。2011年村田子ども教育心理相談室主催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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