出版社内容情報
“いま”を生き抜くには、《数学的センス》を土台にして、論理的に考えることが大切。それを支えるのが算数・数学の基本的知識だ。
内容説明
“いま”を生き抜くために!最も大切なのは、「これだけはまちがいない」という原理・原則に立って、一歩一歩、論理的に考えを進めていくこと。その土台となるのが、算数や数学の基本的な知識とセンスだ。
目次
変わるもの・変わらないもの―まえがきに代えて
だれが“数”を見たでしょう?
タイルと十進位取り記数法
たし算・ひき算を考える―計算のスパルタ式訓練は身につかない
長さを測る
分数とは何か
かけ算・わり算を考える
割合はむずかしい?
小数、そして循環節、素数
無限との出会い
整数は奥が深い
少々無理な常識、まちがった常識
「パリティ」という考え方
統計の常識
平均値の効用と限界―統計の常識(つづき)
確率の常識
正確には予測できないこと―確率の常識(つづき)
アルゴリズムとは?
点数は「お金」のようなもの―大事だが「それがすべて」ではない!
算数・数学は役に立たない?
あとがき
著者等紹介
野〓昭弘[ノザキアキヒロ]
1936年神奈川県横浜市に生まれる。1959年東京大学理学部数学科を卒業。1961年東京大学大学院数物系研究科修士課程を修了。電電公社(現NTT)に勤務後、東京大学、山梨大学、国際基督教大学、大妻女子大学、サイバー大学にて教鞭を執る。大妻女子大学名誉教授。専門はコンピュータ科学の基礎理論、情報数学。理学博士。数学教育協議会で活動し、1998年から2008年まで委員長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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