出版社内容情報
大学数学の各分野を勉強する際に生じる疑問点や躓きどころを、質問・回答形式でじっくり解説します。第4弾となる本書では、大学数学を学ぶ上での基礎となる、「微分積分」と「線形代数」の疑問に答えます。
【目次】
第1部 微分積分
微分・積分は何のためにあるか
「微分積分学の基本定理」は定義だから当たり前じゃないの?
ε-δがわかりません
実数の連続性がわからない
連続と一様連続の違いは何か/1点を見るか全体を見るか
多変数の難しいところは?
微積は計算だけ?
テイラー展開は不思議ですね
積分の定義ややこしすぎませんか
全微分とは
微積分の基本定理の高次元化・多変数化とは
第2部 線形代数
線形代数とはどんな代数?
線形独立がわかりにくいのはなぜか
行列式よ,お前は一体何者なのか?/あるいは,行列式の弁明
固有値と固有ベクトルの定義はなぜあの形なんですか/定義に基づく変奏曲
核,像,階数がわからない件
線形代数はどこで使われているか
線形代数は何の役に立つのか
ベクトル空間って何者ですか
基底や次元はなぜ大事か?
内積はどう活躍するのでしょうか
基底の変換についてスッキリわかりたいです



