出版社内容情報
いろいろな幾何学と、それと密接に関連した群とその不変量から導き出される、美しく多彩な世界を描き出す。
群の作用と不変量がどのように幾何学を規定するのか、幾何学で重要な概念の理解に不変量がどう役立つのかを示す。
増補改訂版では、本文全体を見直し参考文献を補った。
とくに第8章以降は大幅な増補を行い、第10章「保形関数と?不変量」を新たにつけ加えた。楕円曲線周辺の話題を群作用と不変量の視点から明快に解説する。
内容説明
群の作用と不変量が導く、美しく多彩な幾何学の世界を描く。楕円曲線とj不変量の理論をより充実させ、不変量の視点から明快に解説。
目次
第1部 群と不変式(群とは何か―群の速成コース;正多面体群と方程式;群の表現と不変式)
第2部 平面上の幾何学と変換群(平面の合同変換と不変式;平面上のアフィン変換とアフィン幾何;実射影平面)
第3部 商空間の幾何(軌道空間と商位相;軌道空間の幾何的構造)
第4部 複素射影空間の幾何学(射影変換と不変量;保型関数とj不変量;射影空間とグラスマン多様体)
著者等紹介
西山享[ニシヤマキョウ]
1958年神戸市生まれ。1986年京都大学大学院理学研究科修了。理学博士。東京電機大学助手、京都大学准教授を経て、青山学院大学理工学部教授。専門は表現論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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