出版社内容情報
各分野で活躍する方々が、数学との関わりや意外な使い方、楽しみ方を思う存分に語る1冊。第1巻では青柳碧人氏などが登場!
内容説明
各分野の第一線で活躍する方々が、数学との関わりや意外な使い方、楽しみ方など、「数学愛」を思う存分に語ります!(全3巻)
目次
1 野老朝雄氏にきく(美術家) デザインと数学の架け橋を
2 高野文子氏にきく(漫画家) 天地のない絵が描きたい
3 青柳碧人氏にきく(小説家) 「数学をすることの意味」を求め続けて
4 岩原宏志氏にきく(からくり職人) からくりと三進法と漸化式
5 株式会社精興社数式組版チームにきく 数式はいかに組まれるか
6 松野陽一郎氏にきく(学校教員、開成中学校・高等学校) 数学を楽しく考えてくれるだけで
7 荒木健太郎氏にきく(雲研究者、気象庁気象研究所) 気象の理論と観測の狭間にある数理
8 前川淳氏にきく(折り紙作家) 折り紙の窓から見る数学
9 藍圭介氏にきく(ゲームプログラマー(当時)、北海道大学大学院情報科学研究科(当時)、株式会社スマイルブーム(当時)) 自動生成で広がる世界
付録 A 数学科出身のメディアアーティスト真鍋大度氏が語る(メディアアーティスト、Rhizomatiks Research(当時、現・アブストラクトエンジン)) 「数学を勉強することの強み」とは?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りょうみや
24
これでシリーズ3冊読み終わる。この1巻はデザインや折り紙の芸術に数学が活きるという話が多い。このシリーズは基本的に数学者でない方々と取り上げるので、その数学は純粋数学ではなく数学や情報数学が中心。広く言えば「理系」が仕事の役に立つでも成り立つかもしれない。その代表としての「数学」だと言える。2023/11/28
道楽モン
19
月刊『数学セミナー』での連載をまとめた全3冊のシリーズ。長ったらしいタイトルが全容を言い尽くしてはいるが、インタビューされている人々の職業や活躍しているフィールドの多彩さが楽しい。一般人は気づかないだけで、実は根幹を支えているのは数学というのが共通したテーマで、それを披露し解説をする方々の、なんと楽しそうなことよ。必要に迫られて数学の知識を獲得し、試行錯誤の末にたどり着いた知識と応用が彼らの武器であり、当事者にとっては「よくぞ訊いてくれた!」という喜びが伝わってくる。数式ゼロなので気楽に読むのが正解。2024/03/27
はとむぎ
14
苦手だけど、何とかわかりたい数学。気象学、折り紙、音楽、プログラミングと幅広い。2024/03/14
林克也
2
岩原宏志さん、松野陽一郎さん、前川淳さんの話が良かった。 で、真鍋大度さんの話はほとんど理解不能だった。トホホ・・・。 2023/11/23
takao
2
ふむ2023/11/17