出版社内容情報
アインシュタインの「量子論」「ブラウン運動の理論」「相対性理論」を取り上げ、それらが誕生するまでの思考の道筋を丁寧に追う。アインシュタインの「量子論」「ブラウン運動の理論」「相対性理論」を取り上げ、それらが誕生するまでの思考の道筋を丁寧に追う。
はじめに
第1部 量子論
1章 背景
2章 光量子
3章 固体の比熱
4章 輻射エネルギーの揺らぎ
5章 量子論による輻射の放出および吸収
6章 EPRパラドックス
第2部 ブラウン運動
1章 背景
2章 液体中の懸濁粒子の運動
第3部 相対性理論
1章 背景
2章 特殊相対性理論
3章 物体の慣性はそのエネルギー含量に依存するか?
4章 一般相対性理論
補足
A ヴィーンの輻射式
B プランクの輻射式
C エントロピーとエネルギーの関係
D エントロピーの体積依存性に関わる積分の計算
E エネルギーの揺らぎに関わる積分の計算
F デルタ関数に関わる諸公式と関連の計算
G マクスウェル方程式の変換
H ガウスの曲面上の距離
写真の出展
索引
唐木田健一[カラキダ ケンイチ]
著・文・その他
内容説明
アインシュタインは、どのようにして既存の理論の矛盾に気づき、課題を解決したのか。原論文をもとに、思考の道筋をたどる。
目次
第1部 量子論(背景;光量子;固体の比熱;輻射エネルギーの揺らぎ ほか)
第2部 ブラウン運動(背景;液体中の懸濁粒子の運動)
第3部 相対性理論(背景;特殊相対性理論;物体の慣性はそのエネルギー含量に依存するか?;一般相対性理論)
著者等紹介
唐木田健一[カラキダケンイチ]
1946年、長野県生まれ。1970年、東京大学理学部卒業。1975年、東京大学大学院理学系研究科博士課程修了、理学博士。もと富士ゼロックス株式会社基礎研究所所長。理論科学(メタサイエンス)専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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