素粒子論の始まり―湯川・朝永・坂田を中心に

個数:
電子版価格
¥2,750
  • 電書あり

素粒子論の始まり―湯川・朝永・坂田を中心に

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 296p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784535788336
  • NDC分類 429.6
  • Cコード C3042

出版社内容情報

日本の素粒子論を拓いた3人組、湯川秀樹、朝永振一郎、坂田昌一を通して、「いかに研究がなされたか」を描き出す珠玉の一冊。
[著者からのコメント]

物理の20世紀は
   英雄の時代だった!

英雄たちは いかに研究したか?

答は正史ではなく
   外史の中にある
しからば外史とは何か?
   答は本書にある!!

           亀淵 迪


[出版社からのコメント]



20世紀初頭に綺羅星のごとく登場し、量子力学を創始した物理学者



ハイゼンベルク、パウリ、ディラック



そして、日本では、戦前・戦後の混乱期において素粒子論を開拓した



湯川秀樹、朝永振一郎、坂田昌一



――に直接かかわり、影響を受けた著者のみが語ることのできる真相をここに。



著者は、朝永振一郎氏の研究を継承し、くりこみ理論の進展に大きく寄与してきました。本書には、著者のみが知り得るさまざまなエピソードや貴重な写真を収録し、これらを通して、20世紀における量子力学から素粒子論に至る新たな一面を眺望することができます。

[江沢洋氏による解説あり]


第1部 くりこみ理論誕生のころ 
 第1章 場の理論の宿痾
 第2章 荒廃からの始動
 第3章 東京・名古屋・シェルター島 
 第4章 ダイソン理論に向けて
 第5章 E研でのくりこみ研究 
 第6章 断想若干 
  
第2部 量子物理学の創始者たち 
 第1章 人間ボーア 
 第2章 対比としての朝永と湯川 
 第3章 グラムシの言葉と湯川・朝永・坂田 
 第4章 量子力学の誕生――ヘルゴランド1925 
 第5章 シュレーディンガーの衝撃波 
 第6章 一堂に会した量子力学の創始者たち 
 第7章 戯劇‘GHOST基研にあらわる’上演を巡って 

 解説 くりこみ理論とは――簡単なモデルで 江沢 洋 
  1 電子の電磁的質量 
  2 くりこみ理論とはどんなものか 
  3 真空偏極 
  4 素粒子論年表

亀淵 迪[カメフチ ススム]
著・文・その他

内容説明

量子力学を創った3人組―ハイゼンベルク、パウリ、ディラック、そして日本の素粒子論を拓いた3人組―湯川秀樹、朝永振一郎、坂田昌一を通して、「いかに研究がなされたか」を描き出す。これら3人組の謦咳に接した著者のみが語りえる真相をここに。

目次

第1部 くりこみ理論誕生のころ(場の理論の宿痾;荒廃からの始動;東京・名古屋・シェルター島;ダイソン理論に向けて;E研でのくりこみ研究 ほか)
第2部 量子物理学の創始者たち(人間ボーア;対比としての朝永と湯川;グラムシの言葉と湯川・朝永・坂田;量子力学の誕生―ヘルゴラント1925;シュレーディンガーの衝撃波 ほか)

著者等紹介

亀淵迪[カメフチススム]
1927年、石川県生まれ。1950年、名古屋大学理学部物理学科卒。コペンハーゲン大学ニールスボーア研究所(1956年~1958年)、ロンドン大学インペリアルカレッジ(1958年~1963年)で研究。その後、東京教育大学(現筑波大学)助教授、教授。理学博士。筑波大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スプリント

11
学術的なところは半分も理解できていませんが、学術史的なところは興味深く勉強になりました。大ボーア先生のキャラクタが印象に残りました。2019/01/12

LvzaB

0
タイトルにある通り、湯川・朝永・坂田の時代の物理の世界を、著者が自らの体験や周りから聞いたお話を元に記した本。苦労は沢山あっただろうけど、古き良き時代という印象を受けた。お話は場所ではなく、人が中心に据えている感じ。なので日本だけではなく、世界のことも綴られている。かなり面白いけど、説明が高度になる箇所も結構あるので、物理に触れたことがない人には読み辛いかもしれない。しかし、当時の最先端の研究世界の雰囲気が味わえるという意味で、読む価値は十分にあると思う。2020/03/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13273524
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。