感染症流行を読み解く数理

個数:
  • ポイントキャンペーン

感染症流行を読み解く数理

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2024年05月01日 10時33分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 309p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784535787599
  • NDC分類 498.6
  • Cコード C3041

出版社内容情報

COVID-19を経て注目を集める、感染症流行にまつわる数理モデルの基礎について、さまざまな具体例に基づきわかりやすく紹介。

【目次】
第1章 緒論――感染症のコンパートメントモデルと基本再生産数

第2章 エボラ流行拡大の基礎理論

  column 1 インフルエンザを隔離で制御できるのか?

第3章 新型インフルエンザの重大度レベルの数理――感染リスク

  column 2 そんなにタミフルはありません

第4章 デング熱の数理モデル

  column 3 インフルエンザの伝播は子どもが悪いのか?

第5章 MERSは日本にとってどれくらい危険なのか?

  column 4 予防接種はまず子どもから?

第6章 大規模流行の発生確率にまつわる数理

  column 5 学校は閉鎖すべきか,否か?

第7章 直接に観察できない感染イベント

  column 6 迅速診断データのウラの用途

第8章 新型インフルエンザの重大度レベルの数理――死亡リスク

  column 7 「でも、田舎は安全でしょ?」は間違い

第9章 MERS死亡リスクを早期探知せよ

  column 8 流行を持続させるマガモ

第10章 ワクチン接種の集団での自然史

  column 9 発病しにくいインフルエンザの検疫

第11章 新型インフルエンザの予防戦略(1)――ワクチン接種効果の推定

  column 10 家庭内で推定できるワクチンの効果

第12章 新型インフルエンザの予防戦略(2)――望ましいワクチン接種のあり方

  column 11 患者が増えすぎて報告できません

第13章 あなたと私の予防接種の駆け引き

  column 12 デルタ株と集団免疫閾値

第14章 予防接種が「効く」ことの数理

  column 13 もとの世界に戻りたい気持ち

第15章 日本の風疹大流行を解剖する

  column 14 複数年の長期を見通せていない戦略

第16章 予防接種評価の落とし穴――疫学的干渉

第17章 エボラ流行の対策効果と国際的拡大

第18章 汚れた空気はキレイにできるのか

第19章 流行への警戒はどのように終わるのか

第20章 新型コロナウイルスのクラスター収束にまつわる数理

第21章 あとがきにかえて――感染症数理モデル元年に機構と外挿の狭間に立つ

内容説明

COVID‐19を経て注目を集める、感染症流行にまつわる数理モデルの基礎について、さまざまな具体例に基づきわかりやすく紹介します。

目次

緒論―感染症のコンパートメントモデルと基本再生産数
エボラ流行の基礎理論
新型インフルエンザの重大度レベルの数理―感染リスク
デング熱の数理モデル
MERSは日本にとってどれくらい危険なのか?
大規模流行の発生確率にまつわる数理
直接に観察できない感染イベント
新型インフルエンザの重大度レベルの数理―死亡リスク
MERS死亡リスクを早期探知せよ
ワクチン接種の集団での自然史
新型インフルエンザの予防戦略(1)
新型インフルエンザの予防戦略(2)
あなたと私の予防接種の駆け引き
予防接種が「効く」ことの数理
日本の風疹大流行を解剖する
予防接種評価の落とし穴
エボラ流行の対策効果と国際的拡大
汚れた空気はキレイにできるのか
流行への警戒はどのように終わるのか
新型コロナウイルスのクラスター収束にまつわる数理
あとがきにかえて―感染症数理モデル元年に機構と外挿の狭間に立つ

著者等紹介

西浦博[ニシウラヒロシ]
京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻教授。1977年大阪府生まれ。2006年広島大学大学院保健学研究科修了。博士(保健学)。英国やドイツ、オランダ、香港などで感染症数理モデルの研究に従事。2013年、東京大学准教授、2016年、北海道大学教授を経て、2020年より現職。2020年からは厚生労働省の新型コロナウイルス感染症対策本部においてクラスター対策班に参画。専門は感染症疫学、理論疫学

小林鉄郎[コバヤシテツロウ]
京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻助教。東京都生まれ。2008年北海道大学医学部卒業。2017年東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻(公衆衛生学修士課程)修了

安齋麻美[アンザイアサミ]
京都大学大学院医学研究科博士後期課程大学院生。福島県生まれ。2012年福島県立医科大学看護学科卒業。2020年北海道大学大学院医学院医科学専攻修士課程(公衆衛生学コース)修了

合原一幸[アイハラカズユキ]
東京大学特別教授・名誉教授/東京大学国際高等研究所ニューロインテリジェンス国際研究機構(IRCN)副機構長。1954年福岡県生まれ。1982年東京大学大学院工学系研究科電子工学専門課程博士課程修了。工学博士。以降、東京電機大学助教授、東京大学助教授・教授を経て、2020年より現職。専門は数理工学、複雑系数理モデル学、カオス工学

リントン,ナタリー[リントン,ナタリー] [Linton,Natalie]
カリフォルニア州保健局/疫学者。アメリカ出身。2015年オレゴン州立大学公衆衛生学修士課程修了。2021年北海道大学大学院医学院博士課程修了。博士(医学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kitten

8
図書館本。西浦先生の感染症数理モデルの入門書だけど、最低限の数学の素養が必要。具体的にいうと、微分方程式が理解できる必要がある。私はこの時点でなるほどわからん、となった。あとは流し読み。コロナ禍以前に数学セミナーで掲載されたものがメイン。コラムは最近書かれたものも多く、デルタ株の実効再生産数を計算して、ワクチンだけで制圧するのが「不可能」になったのにメンタルをやられた話が、怖い。いわんや、オミクロンなんてワクチンだけではどうにもならんよね。しかし、数理モデルは失敗を繰り返しながら進化してるんだなと。2022/08/31

しろっこー

0
数理で読み解く感染症流行.数理構造に焦点があるわけではないのでタイトルが変だと思う(目次見たらわかりますが). 教養の微積・線形代数の知識で読めます.2023/06/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19733790
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。