古都がはぐくむ現代数学―京大数理解析研につどう人びと

個数:

古都がはぐくむ現代数学―京大数理解析研につどう人びと

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月23日 22時55分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 283,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784535787445
  • NDC分類 410.21
  • Cコード C3041

出版社内容情報

超函数の理論、abc予想、……京都の数学研究所を舞台に、日本の数学者たちが新たな数学を生み出す現場を生き生きと描く。

第〇章 その誕生

第一景 静寂のキャンパス
第二景 「数理科学」が立ち上がるとき
第三景 出発点に立って

第一章 革命児

第一景 解析学の「革命宣言」
第二景 佐藤超函数の誕生
第三景 物理から「解ける問題」の秘密を解く

第二章 バトンリレー

第一景 特異点
第二景 はにかみ屋が作った極小モデル

第三章 1, 2, 3……数論の世界

第一景 ニッポン数論の誕生
第二景 非アーベル類体論への道
第三景 新しい挑戦

第四章 数学から物理へ、物理から数学へ

第一景 無限と非可換に挑んだ「作用素環論」
第二景 完全な「場の理論」を目指して
第三景 弦から数学へ、数学から弦へ

第五章 確率と確率過程の「星」

第六章 応用の「花畑」から

第一景 Kyoto Common Lispを作ったつわ者たち
第二景 流れに魅せられて
第三景 「最適化」に挑む

第∞章 研究所の明日、数学の明日

【著者紹介】
科学ジャーナリスト

目次

第0章 その誕生
第1章 革命児
第2章 バトンリレー
第3章 1、2、3…数論の世界
第4章 数学から物理へ、物理から数学へ
第5章 確率と確率過程の「星」
第6章 応用の「花畑」から
第∞章 研究所の明日、数学の明日

著者等紹介

内村直之[ウチムラナオユキ]
1952年、東京生まれだが、関西での居住経験があり。公立小中、東京都立青山高校を経て、1981年、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程満期退学。同年、朝日新聞入社。福井、浦和支局を経て、東京と大阪本社科学部、西部本社社会部、『科学朝日』、『朝日パソコン』、『メディカル朝日』などで科学記者、編集者として勤務。2012年4月からフリーランスの科学ジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

EnJoeToh

15
すごい、というか、面白い、というか、こわい。2013/12/03

しろくまZ

5
京大数理解析研究所と数学者達。息を吸うように数学をしている彼らが、じつに眩しい。2016/09/21

わび猫

3
数学者が何をしているか?が、最先端の内容が、一般の人にも(内容は難しいので、ともかくとして)雰囲気がわかるように書かれている。参考文献と読書案内はお勧め。2014/03/01

こたろう

2
非常に面白い内容だった。日本の近代数学の歴史を読んでいるようだった。また、普段参考にする数学書の著者の名前が、ぞろぞろ出てくる。数理解析研に関わった人たちが、いかににほんの数学会を代表する偉人たちなのかがわかる。最近、ABC予想の証明の査読が終了した望月教授の話も書かれている。2018/01/10

MrO

2
一気に読了。学問が自由に交差する空間というのは、いかにも清々として楽しげだ。貧乏だからいいのかもしれないが、基礎研究には国が、理想と誇りをもって支援をしてほしい。国立大学も法人化して利益をあげなければならなくなっていて、いい面も否定はできないが、目先の利益だけでは国は滅びる。若い人たちに憧れをいだかせ、学問への道に誘う好著だ。メディアに数学者が登場するときって、必ず変人扱いされるのは、陰謀としか思えない。しかし、すごい人たちばかりだ。2014/02/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7443821
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。