出版社内容情報
超函数の理論、abc予想、……京都の数学研究所を舞台に、日本の数学者たちが新たな数学を生み出す現場を生き生きと描く。
第〇章 その誕生
第一景 静寂のキャンパス
第二景 「数理科学」が立ち上がるとき
第三景 出発点に立って
第一章 革命児
第一景 解析学の「革命宣言」
第二景 佐藤超函数の誕生
第三景 物理から「解ける問題」の秘密を解く
第二章 バトンリレー
第一景 特異点
第二景 はにかみ屋が作った極小モデル
第三章 1, 2, 3……数論の世界
第一景 ニッポン数論の誕生
第二景 非アーベル類体論への道
第三景 新しい挑戦
第四章 数学から物理へ、物理から数学へ
第一景 無限と非可換に挑んだ「作用素環論」
第二景 完全な「場の理論」を目指して
第三景 弦から数学へ、数学から弦へ
第五章 確率と確率過程の「星」
第六章 応用の「花畑」から
第一景 Kyoto Common Lispを作ったつわ者たち
第二景 流れに魅せられて
第三景 「最適化」に挑む
第∞章 研究所の明日、数学の明日
【著者紹介】
科学ジャーナリスト
目次
第0章 その誕生
第1章 革命児
第2章 バトンリレー
第3章 1、2、3…数論の世界
第4章 数学から物理へ、物理から数学へ
第5章 確率と確率過程の「星」
第6章 応用の「花畑」から
第∞章 研究所の明日、数学の明日
著者等紹介
内村直之[ウチムラナオユキ]
1952年、東京生まれだが、関西での居住経験があり。公立小中、東京都立青山高校を経て、1981年、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程満期退学。同年、朝日新聞入社。福井、浦和支局を経て、東京と大阪本社科学部、西部本社社会部、『科学朝日』、『朝日パソコン』、『メディカル朝日』などで科学記者、編集者として勤務。2012年4月からフリーランスの科学ジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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