出版社内容情報
「微視的構造」と「巨視的性質」の関係を離散幾何解析が解き明かす。基礎から物質科学への応用例までを平易な言葉で伝える。
内容説明
「微視的構造」と「巨視的性質」の関係を解き明かす!図を多用してアイデアを伝えることに力点をおき、離散幾何解析の基礎と物質科学への応用例を平易な言葉で紹介する。
目次
第1章 基礎知識速成コース(群論;トポロジー ほか)
第2章 結晶格子(結晶格子とその美しい実現;標準的実現の描き方 ほか)
第3章 準結晶(準結晶;原子配置の数学的モデルとその回折理論 ほか)
第4章 低次元離散構造(曲線・曲面論入門;離散曲面論 ほか)
第5章 物質科学への展開(物質科学とは;数学と物質・材料科学の連携研究事例)
著者等紹介
小谷元子[コタニモトコ]
1960年、兵庫県生まれ。現在、東北大学理事、理化学研究所理事長特別補佐(領域総括)、開拓研究所長。2005年、猿橋賞受賞。専門は、幾何解析、離散幾何解析
内藤久資[ナイトウヒサシ]
1961年、愛知県生まれ。現在、名古屋大学大学院多元数理科学研究科教授。専門は、離散幾何解析、微分幾何(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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