内容説明
「数」っていったい何なんだ。フレーゲ、デデキント、ペアノ。それぞれの立場から「自然数とは何か」を追い求めた3人の軌跡を紐解く。
目次
第1章 基礎知識(『新数学事典』で調べる;『岩波数学辞典(初版)』で調べる ほか)
第2章 現代数学の夜明け前(グラスマン(1809‐77)
グラスマンの算術 ほか)
第3章 ペアノの自然数論(ペアノの業績;calculusの意味 ほか)
第4章 デデキントの自然数論(デデキントの生涯;集合論の創始者 ほか)
第5章 フレーゲの自然数論(フレーゲの庇護者アッベ;『概念記法』 ほか)
著者等紹介
足立恒雄[アダチノリオ]
1941年京都府福知山市に生まれ、1965年早稲田大学理工学部数学科卒業。早稲田大学理工学部教授、早稲田大学理工学部長、理工学術院長を経て、早稲田大学名誉教授。専門は代数的整数論、数学思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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