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代数学〈1〉群論入門

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  • サイズ A5判/ページ数 168p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784535786592
  • NDC分類 411
  • Cコード C3341

内容説明

代数幾何、整数論、表現論など、興味深い分野を含む代数学。本シリーズは、その基礎理論である群、環、体から、その先の分野で必要になる進んだ話題までを収め、細切れではなく体系だてて代数学を解説します。丁寧な説明、豊かな例とさまざまなレベルの演習問題、先の分野の案内などを通じて、活きた代数学を伝えます。

目次

第1章 集合論(集合と論理の復習;well‐definedと自然な対象 ほか)
第2章 群の基本(群の定義;環・体の定義 ほか)
第3章 群を学ぶ理由(3次方程式と4次方程式の解法;なぜ群を学ぶか ほか)
第4章 群の作用とシローの定理(群の作用;対称群の共役類 ほか)

著者等紹介

雪江明彦[ユキエアキヒコ]
1957年甲府市に生まれる。1980年東京大学理学部数学科を卒業。1986年ハーバード大学にてPh.D.を取得。ブラウン大学、オクラホマ州立大学、プリンストン高等研究所、ゲッチンゲン大学、オクラホマ州立大学を経て、東北大学大学院理学研究科教授。専門は、幾何学的不変式論、解析的整数論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

わたなべ

14
群論の入門書。かなり丁寧でわかりやすい。理解するのは決して容易ではないが、非数学科の自分でもなんとかついていきながら理解できた(と思う)。第3章に群を学ぶ理由が書かれてあり、勉強の動機付けになってとても良い。例題が豊富なので、読み進めながら各節ごとに例題を解いていくとより理解が深まる。ただし、本書はいわゆる「教科書」なので、堅苦しくて面白みのない本が苦手な人にはオススメできない。また、例題の解答は略解しか書かれていないため、独学者はその点には注意が必要。ガロア理論も本書の続編を用いて勉強してみようと思う。2019/05/04

オザマチ

4
読んだというよりは目を通したといったところ。定義を示したあとに例をいくつか示す、という形をとっているので分かりやすいとは思う。あとは演習を解いてじっくりと学びます。2014/07/16

 

2
人に勧められ、私が数学の教科書をぼちぼち読んでいこうと思うことになったきっかけの本。とは言え、一旦シローの定理まで読んで分からず放置していた。大学1年生向けっぽい最初のスタンスの説明が丁寧(かつ貴重?)。最初の方は行間があまりないが、個人的には後ろの方に行くに連れ、特に位数12の群の分類は行間があると思う…。位数12の群の分類、図形の対称性の記述(正多面体群)というゴールが明白なのでモチベに繋がる。群だけでもここまで分かるのかと思う。ガロア理論だけはこの本はさわりのみで、代数学2も読む必要あり。2021/03/13

.

2
すごく丁寧. 数学書を読むのはあまり得意ではないのだけど, 論理の段差の大きさが自分にちょうど合っている気がして, スムーズに読めた. 2014/09/09

o

1
証明はやったけどいまいちよくわからなかった 講義資料みたいな感じで定理と証明だけって感じだったのであんまり面白くはなかったけど、証明はちゃんと書いてあるのでリファレンス用かな あと面白い問題をいっぱい乗っけてあるらしいけど3問位しかやってません2021/04/24

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