内容説明
「使える性質」「導く性質」の2つに分けて書き出した表を変形することで証明がスムーズに。証明の書き方に限定し、元気な二人、眞理子先生と私が失敗もしながら証明を完成させる過程を描く形で説明。
目次
第1章 どうやって証明を書くんですか?
第2章 証明で使う文章
第4章 証明のパターン
第5章 〓や〓があるときの証明
著者等紹介
松井知己[マツイトモミ]
1962年、静岡県生まれ。東京工業大学工学部経営工学科卒業、東京理科大学理工学部経営工学科、東京大学工学部計数工学科を経て、中央大学理工学部情報工学科教授。専門は組合せ最適化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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satochan
1
証明の書き方が全然わからなかったけれど、どういう方法で書いていくのかがわかった。自分ではまだ全然できないけれど、証明を書いているものを読んで、仕組みがわかったのはありがたかった。誰でも書けるのは確実に嘘だと思うけれど、読んでよかった。でも、一人でするより、やっぱり誰かに聞けたりする環境っていうのは幸せなものだろうな、と本書を読んで思った。2012/05/15
jamu
0
理論系の理系なら読んで損はないと思います。巷の教科書がとても曖昧で読者にだいぶ任されているなと分かった。これは入門ですが、更に数理論理学とか記号論理を勉強する意欲が湧きました。2016/05/14