内容説明
“数学の論理”と“数学語”がまるごとわかる。~たくさんの問題、くわしい解答付き。
目次
大学の数学
イプシロン・デルタ
数列の極限
関数の極限
定理の証明にもイプシロン・デルタ
収束しないということは?
発散条件を使ってみよう
全体否定と部分否定
存在の否定と否定の否定
数列の極限と関数の極限との関係〔ほか〕
著者等紹介
細井勉[ホソイツトム]
1937年静岡県藤枝市に生まれる。1964年東京大学理学部数学科卒業。1966年東京大学大学院理学研究科修士課程修了。理学博士。その後、東京大学、津田塾大学、東京理科大学に勤務。2003年東京理科大学を退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちくわん
16
2010年4月の本。40年前のこの季節、目黒の教室で初めてイプシロン・デルタ論法の洗礼を浴びた。本書購入にあたり、まず演習問題の解答を見る。数学書奥義の「自明」はない。次に「はじめに」を読んで細井先生を信じてよいことを悟る。最初からきれいなデルタがあるのではない。「発見的な証明」を整形して「天下り的な証明」に書き直す。著者は1982年に「イプシロン・デルタを理解するために 数学のまわりの論理と日本語」を出版されている。もしこの本を手にしていたなら、私の人生が変わったであろうか。(いや、そんなことはない)2023/04/22
sdd_21
3
これは経済学を学ぶ人にはぜひ読んでほしい1冊。高校数学から大学の数学へと橋渡しするのに最適だと思う。極限の考え方など、イマイチわかりづらかった概念をキレイに整理してくれます。経済学を学んでいて躓いている人にも良い特効薬になるかと。2011/05/17
金糸雀
2
数学の基本的な考えかたってやつを叩き込んでもらった.教授からあやうく借りパクしそうになった一品.誤って一箇所ラインメーカーしてしまったりといい思い出
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- 和書
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