益川さん、むじな沢で物理を語り合う―素粒子と対称性

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  • サイズ A5判/ページ数 198p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784535785465
  • NDC分類 429.6
  • Cコード C3042

内容説明

“なぜ?”と問い続けて…ノーベル賞物理学者が語る素粒子論の流れ・これから、科学者と社会、科学の方法論、若者へのメッセージ。

目次

第1部 むじな沢で物理を語り合う―素粒子と対称性(物理学と私たち;相対論の世界像;波と粒子の性質を両方持つ量子論の世界像;相対論的量子力学の世界;素粒子発見の歴史とモデルの模索;標準モデル;小林‐益川理論へ;さらにより深くへ)
第2部 トップ・クォーク発見以後と素粒子論のこれから(むじな沢の話をもう少し;トップ・クォーク発見以後;これからやろうとしていること;質量の問題;物理学と民主主義;研究の民主的体制;物理学教室の民主的運営;ゆとり教育について;若者へ;科学者の社会における役割―市民の立場に立つ;科学の方法論をめぐって)
付録 数学は人類がもっている最も厳密な言葉である

著者等紹介

益川敏英[マスカワトシヒデ]
1940年愛知県に生まれる。1962年名古屋大学理学部物理学科を卒業。1967年同大学大学院博士課程を修了。その後、名古屋大学助手、京都大学助手、東京大学原子核研究所助教授などを経て、1980年京都大学に赴任。基礎物理学研究所教授、理学部教授、大学院理学研究科教授、基礎物理学研究所所長などを歴任し、2003年定年退官。現在、京都産業大学教授。京都大学名誉教授、名古屋大学特別招聘教授。理学博士。仁科記念賞(1997年)、アメリカ物理学会J.J.サクライ賞(1985年)、日本学士院賞(1985年)、朝日賞(1995年)、文化功労者(2001年)、欧州物理学会高エネルギー・素粒子物理学賞(2007年)、ノーベル物理学賞(2008年)、文化勲章(2008年)などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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