内容説明
「研究の進め方」「スランプ脱出法」「発表スキル」から「博士号取得」「キャリア・プランニング」まで大学院生活を快適に過ごし、見事成功するためのノウハウがぎっしり!かゆいところに手が届く白楽解説付き。
目次
研究室の特徴
研究の始まり―良いスタートを切る
長期目標と短期目標の設定―研究を計画する
科学者が考えるように考える―科学的思考法を習得する
実験を上手に設計する―科学的成功への鍵
毎月の進捗を表にする―研究の密林で迷子にならないために
スランプ・停滞を克服する―研究生活の挫折とうまく付き合う
研究室の人間関係―優れたコミュニケーション・スキル(その1)
学会発表と研究室での発表―優れたコミュニケーション・スキル(その2)
科学文献の検索―図書館でくつろぐ
初めての国際会議―会議の中を歩き回ろう
研究論文を書く―簡潔で読みやすい論文を書く秘訣―成功を祝う―自分と他人を褒め、やる気を高める
年次評価への対処法―あなたの研究に最良の光を当てよう
大学院生最後の一年間―博士論文への秒読み
博士号取得後の就職先を考える―キャリア・プランニング
博士論文を書く―扱いやすい部分に分割する
学位審査会を乗りきる―院生の総まとめ口述試験
大学院で学んだ教訓―院生の最後に考えること
著者等紹介
ゴスリング,パトリシア[ゴスリング,パトリシア][Gosling,Patricia A.]
博士。アメリカ合衆国生まれ。アメリカ合衆国で学部時代に生化学を学び、神経生理学の分野で研究助手となり、その後、オランダで大学院生として過ごし、オランダのナイメーヘン大学で有機化学の博士号を取得した。1996~2002年、科学ジャーナリズムと医学関係書を執筆し、独自のネットワークによるコンサルタント会社を経営。また、数多くの書籍の翻訳・編集、商業的・学術的な記事を手がけ、アムステルダムに関する2つのガイドブックの著者でもある
ノールダム,バルト[ノールダム,バルト][Noordam,Bart D.]
博士/教授。オランダのアムステルダム大学で物理学の博士号を取得した。その後、アメリカ合衆国で短期間のポスドクを過ごし、アムステルダムのFOM‐AMOLF研究所で、研究室を主宰し、光‐原子間の超高速相互作用を研究した。McKinsey&Company社の経営コンサルタントとして活動した2年間は、アカデミックなキャリアを中断したが、2002年、FOM‐AMOLF研究所の所長に復帰した。2005年以後、Regional Audit Organizationの所長および、アムステルダム大学の物理学教授である
白楽ロックビル[ハクラクロックビル]
お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科教授。名古屋大学大学院・分子生物学専攻卒。理学博士。筑波大学生物科学系講師を経て現職。アメリカ・NIH国立がん研究所に留学、オーストラリア・ウーロンゴン大学に留学、世界33か国の52大学・16研究所を探訪。専門は、生化学、細胞生物学、バイオ政治学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みぎつた
blueskyblue。
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