内容説明
アインシュタインの「奇跡の年」1905年から100年後の「世界物理年」2005年に、物理学の広い分野の現状と将来を俯瞰する。
目次
1 ブラウン運動と非平衡統計力学
2 理想気体のボース‐アインシュタイン凝縮
3 重力波―21世紀の新しい目
4 最大の過ち?―ダークエネルギー
5 素粒子の標準模型を越えて
6 光の自然放出と誘導放出、そして光応答の操作と制御
7 EPRパラドックスからベルの不等式へ
8 ブラックホールを見る
9 超弦理論とブラックホールのパラドックス
10 統一理論から超弦理論へ