内容説明
講義・セミナーの心構えから大学で手の届く現代数学の主要分野をコンパクトに紹介。進路に迷ったときはもちろん大学4年間の節目節目で役立つ一冊。
目次
1 ようこそ数学へ(hyper鼎談:数学を学ぶ心構え、数学の勉強法;新入生に薦める5冊×6人)
2 数学ビギナーズ・ガイド(本を読もう―自立への第一歩;情報検索と図書館 ほか)
3 大学で学ぶ数学(線形代数;微分積分 ほか)
4 ブック・ガイド(線型代数;微分積分 ほか)
5 数学系大学院案内(数学学習の手引き;全国数学関係大学院案内)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まつど@理工
9
この本はすごく良かった。これまで読んできた数学本紹介で一番質が高い。1章の「数学の勉強法」:本に書いてあることを学ぶのが「勉強」で、新しいことを自力で創造するのが「研究」だとするなら、意識して後者に専念しろ!これって大事だよな。僕も本読むときに「問題の拡張」と「新しい問題の作成」を意識しているから共感しました。2013/09/21
木村すらいむ
1
数学を学ぶのに必要な、自分に対する厳しさなどの姿勢についてよくまとまっていた。大学の数学を学び始めるころに読んでおきたい本。2011/07/30
2n2n
0
数学科の学生のための数学の世界へのガイドライン、といった内容。序盤の「初学者のための数学の学び方」のような話は大変わかりやすく、かつためになった。しかし中盤以降の各分野の話になった途端、専門性が高くなり、数学科ではない自分にとってはほとんど理解できない部分が多かった。2012/04/29
れぐすぺ
0
読んでて楽しいです。数学が見渡せそうな感じです。