内容説明
熊本大学では、１９９６年から毎年夏に公開講座を開いてきました。熊本大学の数学を専門にしている先生方が、高校生や社会人の方々に向けて、数学の話を語りました。公開講座のあとに毎年講義録を作っていましたが、本書は、その内容をもとに、一冊にまとめたものです。
目次
関数たちの世界
球面人の優雅な生活―幾何学入門
１／３＝０．３３３３３…
１で始まる数の確率
世界の形を調べる方法
空間図形で考える同値関係
３山くずし
二進展開とランダムウォーク
パソコンで見る複素関数とフラクタルの世界
整数とその仲間たち
解析学の発展とその周辺
普通の理論と普通ではない理論
統計と数学
微分方程式とは何でしょうか
三角関数から楕円関数へ
著者等紹介
原岡喜重［ハラオカヨシシゲ］
熊本大学理学部
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感想・レビュー
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nagata
1
大学の公開授業の講義録のようなものなので、一般向けとはいえなかなかに本格的。というよりも、専門的な内容をかいつまんで説明することほど難度が高いことはない。だから、そのテーマももう一つ腹におちてこない。もっともこれは書き手の問題では決してなく、読み手の問題なのだが。2の累乗の最高位には1がもっともあらわれやすいという話は「おもしろかった」。2016/02/18
