マニュエル伝<br> イヴのことを少し―マニュエル伝

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マニュエル伝
イヴのことを少し―マニュエル伝

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  • サイズ 46判/ページ数 400p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784336065414
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

赤毛の青年ジェラルドが先祖ドム・マニュエルのロマンスを執筆中、悪霊が現われ、お前の肉体に乗り移って現世を引き受けてやろうと言う。申し出を受け入れたジェラルドは銀の馬カルキに跨り、彼方の都アンタンに向かった。あらゆる神の終着地である彼の地を統べる文献学匠になり代わり、その王座に座るつもりなのだ。その途上、不思議な鏡の魔力で、神話的人物、英雄たちへの転生を体験したジェラルドは、至上神としての己の運命を確信するのだが―文学の古典や歴史、神話の自在な変奏により展開される“造物主/詩人への悲歌”。

著者等紹介

キャベル,ジェイムズ・ブランチ[キャベル,ジェイムズブランチ] [Cabell,James Branch]
アメリカの作家、系図作製者。1879年ヴァージニア州リッチモンドの名家に生まれる。幼少時から神話・伝説・聖書を耽読し、大学卒業後、新聞記者を経て作家となる。1904年に長篇第一作Eagle’s Shadowを発表、本書は架空の王国ポアテムを舞台に二十三代九世紀にわたる一大ファンタジイ・シリーズ“マニュエル伝”全十八巻に発展した。その一冊『ジャーゲン』(1919。邦訳国書刊行会)は「不道徳な内容」のため発禁事件を引き起こし、それが話題を呼んで大ベストセラーとなった。他の代表作に『夢想の秘密』(1917。邦訳国書刊行会)、『土の人形』(1921。邦訳国書刊行会近刊)、『イヴのことを少し』(1927。本書)など。1920年代は「キャベル時代」とも呼ばれるほど批評界から高い評価を獲得、同時代アメリカ文学を代表する作家と目された。1958年に死去

垂野創一郎[タルノソウイチロウ]
1958年、香川県生まれ。東京大学理学部数学科卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ケイ

109
なるほど。ルーゴン・マッカール叢書的な書物の中のひとつなのか。表紙のふざけ方や、地図が挟んであるところ、また挿絵の多さからして子供向けかと思って手に取ってみたら、しっかり大人向け。挿絵もなかなかエロを含んでいたりする。タイトルの「Something about Eve」がとても意味深。これ以上のタイトルはないでしょう。挿絵とともにとても深い。そして、見た目は少し変わる最初と最後の場面だが、こういうパターンはなかなかないので、これはいいじゃないかとニンマリとした。2020/06/10

loanmeadime

10
挿絵もなかなかエロを含むというレビューに惹かれて読みました。解説にあるおびただしい固有名詞に頭をクラクラさせながら、読み進めました。ググってもわからないものもあって、大変なんです。で、しかもそれが分かったからと言って理解が進むというわけでもなく、かといって、ボーとしたままだと味がわからない。頭が屡々酸欠になりますが、いやか、というとそうでもない。不思議な体験でした。ボルヘス読み直そう。2020/08/27

gibbelin

2
自足したへぼ文士の凄みといったらない。スフィンクスや、神様の出てくる章が好き。我が国からはテンホーが参戦。2020/06/13

ihatov1001

0
詩人ジェラルドは自身の先祖の物語を執筆中に悪霊が現れ、体を貸す代わりに、あらゆる神々や英雄たちが集う国、アンタンに目指して旅に出るというお話です。道中、古今東西の神話や伝承の登場人物と交わり、語らい、友好を結ぶといったまるでヘボ詩人の壮大な夢のような展開です。途中、アンタン行きを投げ出してしまうくだりも含め、とても人間臭い物語です。2021/02/24

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