出版社内容情報
重力波の発見により新たな重力波天文学が始まった。ニュートリノ天文学のさらなる進展も加味し、内容を大幅に刷新して第2版化。
内容説明
すべての波長の電磁波、宇宙線・宇宙ニュートリノによる観測、そして重力波観測を統合した「マルチメッセンジャー天文学」の新時代を伝える第2版。
目次
第1章 X線の観測(X線観測の歴史;X線観測技術;精密X線分光観測;X線コリメーターと反射望遠鏡)
第2章 ガンマ線(ガンマ線観測の歴史;ガンマ線の観測;ガンマ線と物質との相互作用;シンチレータと半導体検出器;宇宙ガンマ線の測定方法)
第3章 宇宙線(宇宙線研究の歴史;飛翔体観測と観測技術;高エネルギー宇宙線)
第4章 ニュートリノ(太陽ニュートリノ;超新星ニュートリノ;宇宙線が生成するニュートリノ―大気ニュートリノ;高エネルギー宇宙ニュートリノ;高エネルギーニュートリノ探索実験)
第5章 重力波(重力波とは;重力波源;重力波望遠鏡;重力波天文学)
著者等紹介
井上一[イノウエハジメ]
宇宙科学研究所名誉教授(責任者)
小山勝二[コヤマカツジ]
京都大学名誉教授
高橋忠幸[タカハシタダユキ]
東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構
水本好彦[ミズモトヨシヒコ]
国立天文台名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。