内容説明
独自の切り口で、物性の世界にせまる。「色」「強さ」「電磁気」「熱」のトピックを通して解き明かす。
目次
第1部 物理学者の描く世界像(物の色;物の強さ(金属のやわらかさ;物質を押しつぶす話;超流動)
物と電気磁気(超伝導;半導体;負の抵抗;スピン磁気;フェライト)
物を熱するとき
物の電気磁気的性質―強電性)
第2部 微積分はやはり役に立った(中性子の減速―双曲型偏微分方程式の一例)
著者等紹介
伏見康治[フシミコウジ]
1909年、愛知県に生まれる。1933年、東京帝国大学理学部物理学科卒業。大阪帝国大学教授、名古屋大学プラズマ研究所所長を経て、日本学術会議会長、参議院議員を歴任。大阪大学名誉教授、名古屋大学名誉教授。理学博士。2008年、歿
江沢洋[エザワヒロシ]
1932年、東京都に生まれる。1960年、東京大学大学院数物系研究科修了。1967年、学習院大学助教授、1970年に教授。学習院大学名誉教授。理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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