内容説明
多くの天体に共通する現象を理解し、必要な基礎理論を学ぶためのシリーズ。プラズマと磁場の相互作用を記述する、電磁流体力学の手法を適用し、天体の形成や活動などのダイナミクスを明らかにする。さらに、実際の天体活動現象への応用も議論する。
目次
宇宙電磁流体力学
プラズマ素過程
電磁流体力学
部分電離プラズマの電磁流体力学
電磁流体波
電磁流体衝撃波と不連続面
電磁流体不安定性
磁気リコネクションとフレア
コロナ加熱
磁気熱対流と磁気浮力〔ほか〕
著者等紹介
柴田一成[シバタカズナリ]
1954年、大阪府箕面市生まれ。77年、京都大学理学部卒業。現在、同志社大学理工学部環境システム学科特別客員教授。京都大学名誉教授。理学博士。専門は、太陽宇宙プラズマ物理学
横山央明[ヨコヤマタカアキ]
1967年、福岡県北九州市生まれ。90年、京都大学工学部航空工学科卒業。現在、京都大学大学院理学研究科附属天文台教授。博士(理学)。専門は、太陽宇宙プラズマ物理学
工藤哲洋[クドウタカヒロ]
1967年、新潟県新潟市生まれ。89年、東北大学天文及び地球物理学科第一卒業。現在、長崎大学教育学部教授。博士(理学)。専門は、星形成、天体における電磁流体現象(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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