父系血統主義の系譜―植民地朝鮮における司法政策の臨界

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父系血統主義の系譜―植民地朝鮮における司法政策の臨界

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  • サイズ B5判/ページ数 504p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784535587908
  • NDC分類 327.921
  • Cコード C3032

出版社内容情報

現代韓国の血統主義が、実は植民地期に日本の法整備によりもたらされた、日本由来の「創られた概念」であることを明らかにする。


【目次】

はじめに―――現代韓国の父系血統をめぐる起源の再考    


序章 先行研究において抜け落ちた視角と本書の視角枠組み  
1 植民地政策批判の再考
  1-1 同化政策批判への批判  
2 近代化という名の日本化を克服する議論――植民地近代性論、又は植民地的近代
  2-1 植民地近代性論の視角  
  2-2 植民地近代性論の問題点  
  2-3 植民地近代性論の指標となる日本型近代と朝鮮の儒教との交差  
3 本書の進め方
  3-1 視角枠組み  
  3-2 史料の妥当性  
  3-3 本書の構成  




第1部――韓国併合以前の日本と朝鮮の世代承継と血統  


第1章  植民地朝鮮に持ち込まれた血統とは何か 
1 明治期日本の世代承継と血統
1-1 親族枠組みと生物学的つながり  
1-2 日本と西欧の血統に対する思考枠組みの相違  
1-3 旧民法起草過程における西欧型血統概念の日本語「血統」への翻訳  
2 明治期日本と東アジアの血統観の相違点と日本型血統観の普遍化
2-1 生物学的つながりを重視する日本と精神的つながりを重視する儒教  
2-2 日本の父子の「儒教化」  
2-3 「孝」・「親」の日本化  
3 小括


第2章  朝鮮時代の私領域における規範上の婚姻と親子  
1 朝鮮時代の国制書の編纂方式――一貫した規範の維持  
2 国制書をとおして見る父子の生物学的つながりに対する認識の変遷  
2-1 奉祀条と立後条の矛盾と解釈  
2-2 条文の解釈をめぐる議論と定式化  
3 庶?の後嗣をめぐる観念の生成  
3-1 嫡妾の分  
3-2 嫡庶の別と世代承継の論理としての「気」  
4 小括  


第3章  公領域での朝鮮時代の庶?差別  
1 科挙受験に及ぼす実母の婚姻上の立場  
1-1 科挙をめぐる規定  
1-2 再嫁失行婦女の子孫と科挙受験  
1-3 国家と科挙選抜における庶?  
2 庶?禁錮之法の緩和  
3 刑法大全の施行までの経緯と制度上の庶?差別の「消滅」  
3-1 刑法大全の制定と庶子をめぐる条文  
3-2 軍国機務処による開国五〇三年の議案と『現行 大韓法規類纂』  
4 小括    


第4章  「三宗の血脈」と英祖の憂鬱  
1 王位継承の要件  
1-1 東アジアの王位継承と朝鮮王朝の王位継承  
1-2 朝鮮王朝の王位継承の様々な形  
2 世子の選定と王位継承の風儀  
2-1 嫡長子による王位継承  
2-2 廃世子後に他の適格者が王位継承したケース  
2-3 王の崩御直前あるいは崩御後の王妃に

目次

先行研究において抜け落ちた視角と本書の視角枠組み
第1部 韓国併合以前の日本と朝鮮の世代承継と血統(植民地朝鮮に持ち込まれた血統とは何か;朝鮮時代の私領域における規範上の婚姻と親子;公領域での朝鮮時代の庶〓差別;「三宗の血脈」と英祖の憂鬱)
第2部 植民地朝鮮における旧慣温存政策のあとさき(旧慣温存政策の朝鮮民事令への波及;植民地朝鮮の法源となる慣習の認定過程;民籍法における「朝鮮の慣習」という名の日本型父系血統主義の導入;裁判における日本型父系血統の「朝鮮の慣習」化;姓は男系の血統の標識・氏は家の称号;韓国の民法制定過程に見る父系血統主義の誕生)
植民地朝鮮における「父系血統主義」と司法政策の臨界

著者等紹介

吉川美華[ヨシカワミカ]
大韓民国 ソウル大学校 社会科学大学卒業(文学士)。東京大学大学院 総合文化研究科 国際社会科学専攻 博士課程単位取得退学、博士(学術)。現在 東洋大学アジア文化研究所 客員研究員。埼玉医科大学短期大学 非常勤講師。東京都立板橋看護専門学校 非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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