出版社内容情報
性別による賃金・雇用格差問題を扱った論稿を収録。「第1部賃金の平等へ」「第2部雇用の平等へ」「第3部賃金格差の理論など」。全4巻。
目次
1 1975年性差別禁止法(Sex Discrimination Act,1975)の成立と課題(1975年「性差別禁止法」の機能と問題点;補論 イギリスにおける雇用平等への道;イギリス労働組合による組合活動上の性差別 機会均等委員会の「印刷関連労働組合」(SOGAT)に対する公式調査)
2 パート労働の実態(イギリスにおける「労働の柔軟性」問題 パートタイム労働;現代パート労働の日英比較;女子パートタイム労働と雇用平等法 日英比較を中心に)
著者等紹介
高島道枝[タカシマミチエ]
1932年広島県呉市で生まれる。1961年東京大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得退学。1961年中央大学経済学部に助手として着任、1977年から中央大学経済学部教授に就任し、「労働・賃金における男女平等」をテーマに、イギリス・日本の労働運動や労働政策の検討を行ってきた。しかし、1997年に脳卒中で倒れ、2001年に中央大学を退職、2015年に83歳で永眠
高島千代[タカシマチヨ]
1964年生まれ。名古屋大学大学院法学研究科博士課程修了。関西学院大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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