内容説明
国交正常化40周年、日米中「三角形」関係を再構築する。米中の狭間でいかに日本は生き延びるか。
目次
第1章 いま、中国は―未完の「革命」(天安門広場で考えたこと;孔子と毛沢東―見えざる暗闘 ほか)
第2章 転機にある日中関係(「尖閣諸島問題」はどうして発生したのか;「日中友好」は幻想か ほか)
第3章 米中の狭間でいかに日本は生き延びるか(ユーラシア大陸の座標―中国と日本;朝鮮半島の重要性―ユーラシア大陸との「懸け橋」 ほか)
第4章 日本の将来を考える(東日本大震災の衝撃と意義;避けて通れない「歴史問題」 ほか)
著者等紹介
吉田重信[ヨシダシゲノブ]
1936年神戸市に生まれる。1961年東京大学法学部卒業、外務省入省。1961~64年台湾大学歴史研究所、コロンビア大学東アジア研究所に留学。1970年駐台北日本大使館書記官。以降、駐北京日本大使館書記官、外務省文化一課長、総合研究開発機構(NIRA)国際交流部長、駐上海総領事、駐バンクーバー総領事、駐ブルネイ大使、駐ネパール大使等を歴任。1996年退職。1997~2000年外務省外交記録審査員(非常勤)。現在、日中関係問題研究所主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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