内容説明
現在、草月には四冊のテキストブックがあります。これらのカリキュラムを卒業された方にも、また、これからいけばなを習ってみたいという初心の方にも役に立つような内容です。これまでのカリキュラムにプラスして、さまざまな可能性や提案を行っています。草月の花型法や、花材の切り方や留め方、水揚げ法など、いけばなの基礎知識についても、わかりやすくまとめてみました。
目次
第1章 季節と行事の花
第2章 線・塊・色
第3章 花と器
第4章 素材の表現・空間の表現
第5章 いけばなの基礎知識
著者等紹介
勅使河原茜[テシガハラアカネ]
1960年、勅使河原宏の次女として東京に生まれる。幼時より、叔母・勅使河原霞(2代家元)からいけばなの手ほどきを受ける。’81年、国学院大学幼児教育専門学校を卒業。4年間、幼稚園教諭として勤務後、’85年、草月会に入る。’89年、茜ジュニアクラス開講。草月会副会長に就任。’90年、“勅使河原宏・茜展”を開催。’91年いけばなインターナショナル第6回世界大会でデモンストレーションを行う。’92年、展覧会“はな・誕生”に出品。’94年、玉川SYC展“勅使河原茜と仲間たち”の空間プロデュース担当。’95年、初の写真集「花のプリズム」出版。個展“おもい”(’95年)“つつむ”(’97年)“つむぐ”(’98年)を開催。2000年、東京・表参道の“草月・花Avenue”をプロデュース
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