都市空間と都市コミュニティ

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  • サイズ A5判/ページ数 268p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784535585935
  • NDC分類 361.78
  • Cコード C3336

内容説明

これだけは踏まえておきたい、都市社会学の基本文献を網羅する。第2巻は、シカゴ学派批判の翻訳6編と、日本の都市社会を対象とする類型論、構造論、地域集団論の3編を収録。

目次

8 前産業型都市
9 都市の性質
10 生態学的変数としての感情とシンボリズム
11 生活様式としてのアーバニズムとサバーバニズム
12 ネットワーク、近隣、コミュニティ―コミュニティ問題研究へのアプローチ
13 アーバニズムの下位文化理論に向かって
14 都市研究における中範囲理論の試み
15 都市社会構造論―概念枠組をめぐる若干の検討
16 都市町会論の再検討

著者等紹介

森岡清志[モリオカキヨシ]
1950年東京都生まれ。1979年東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程。現在、放送大学教授、東京都立大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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センケイ (線形)

5
古典の名論文集という有り難いやつ。同心円地帯理論や批判、近隣を越えたネットワークなど頻出話題の土台がわかり、特に後者は現代の関係性を見抜く上でも基礎になる議論ではないだろうか。フィッシャーの下位文化理論もしかりである。しかしやはり改めて名論文というものを見ていくと、何を解くために何の変数に着目するか、既存の論文に対して何を付け足すべきかといった主張の骨子がはっきりしており、論文を書く技術としても参考になるのを感じた。類型の作り方や、一次関係の捉え方等も、さまざまな流派を通覧できたのがありがたかった。2020/06/30

しまうま

0
ウェルマンとフィッシャーの論文は週末再読、鈴木・倉沢の論は問題意識がどこにあるのかわからなかった。2020/06/03

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