内容説明
『源氏物語』には、囲碁の場面がいくつも出てくる。その場面は、あくまでも情感豊かで美しく描写され、読むものの心を切なくする。囲碁四〇〇〇年の歴史を振り返り、数多くの歴史上の人物が向き合い親しみ続けてきた、「囲碁文化の持つ魅力と奥深さ」に触れる。
目次
第1章 「囲碁文化」の魅力
第2章 「囲碁」の起源と歴史
第3章 現代社会における「囲碁文化」を巡る動き
第4章 政治家と囲碁
第5章 「囲碁文化」の効用
第6章 碁界は大転換期―再生に向けての道筋
第7章 教養・感性教育に「囲碁文化」を活用
著者等紹介
藁科満治[ワラシナミツハル]
元参議院議員(1992年~2004年)。元囲碁文化振興議員連盟副会長。1996年内閣官房副長官。2002年秋の叙勲で勲一等瑞宝章受章。2003年参議院議員会長(民主党)、国家基本政策委員長。1996年関西棋院七段。1997年日本棋院七段(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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