出版社内容情報
韓国に哲学があるのか——教え子の質問に衝撃を受けた著者が構想10年、誰もが予備知識なしに読める韓国伝統哲学の入門書。
内容説明
思想家を中心に韓国の思想をわかりやすく書いた一冊。
目次
第1章 韓国哲学の道
第2章 元暁―韓国仏教のルーツ
第3章 知訥―至誠を尽くしても砂でご飯は炊けない
第4章 花潭・徐敬徳―ヒバリを眺めて年を送る
第5章 晦斎・李彦迪―論争を通じて性理学を根づかせる
第6章 退渓・李滉―人が馬を行かせるのか、馬が人を行かせるのか
第7章 栗谷・李珥―王の上には民衆が、民衆の上には米が
第8章 霞谷・鄭斉斗―わが心こそ万物の理致
第9章 燕巖・朴趾源―激動の人生を歩んだ北学の祖
第10章 茶山・丁若〓(よう)―土地は、農民にあらずんば所有すべからず
第11章 現代における韓国哲学
著者等紹介
金教斌[キムキョビン]
1953年、ソウルに生まれる。成均館大学東洋哲学科で哲学博士の学位を得る。現在は湖西大学文化企画学科教授、湖西大学文化コンテンツ大学院院長
金明順[キムミョンスン]
1957年生まれ。韓国梨花女子大学師範大学教育心理学科卒業。韓国外国語大学通訳翻訳大学院韓日科修士号取得。現在、KBSワールドラジオ日本語班、NHK BS「アジアニュース」同時通訳、韓国外国語大学通訳翻訳大学院韓日科講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。