内容説明
医療・介護・健康問題の実情をふまえて、暮らしと文化の中の「生と死」のありようを追求し、誰もが求めている生き方と死に方を考えるためのヒントを与えてくれる。
目次
第1部 いま、生と死のかたちは(豊かさの向こう側で;「健康」という現代の不安;死に方への願望と模索)
第2部 これまで、生と死のかたちは(「身体と病気」の二〇世紀;暮らしの中の介護と葬送;病いと死をめぐる民俗)
第3部 これから、生と死のかたちは(「文化」としての死の復権;「癒し」の時代へ向けて;あらたな「縁」と死のかたち)
著者等紹介
立川昭二[タツカワショウジ]
1927年出生。早稲田大学文学部史学科卒業。北里大学教授を経て、現在、北里大学名誉教授。専門は医療史、とくに文化史・心性史の視座から病いや死の問題を追求する。主著、『歴史紀行・死の風景』(朝日新聞社、1979、サントリー学芸賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。