内容説明
変なことばかりのインターネット、次々に起こる、わけのわからない事件…この、底なし孤独感はなに?このIT社会を「私たち」はどう生きたらいい?知らず知らず、現実とサイバー空間を行き来している私たち。混乱解決の切り札、「情報倫理(サイバーリテラシー)」を作り上げよう。
目次
第1部 サイバーリテラシーは「IT社会を生きる杖」(地球を覆うサイバー空間;サイバースペース事件簿 ほか)
第2部 IT社会が突きつけるもの(サイバー空間に翻弄される子どもたち―佐世保小学校事件・ケータイ;情報の流れが錯綜する「総メディア社会」―イラク戦争・ブログ ほか)
第3部 サイバーリテラシーと情報倫理(IT社会をどう生きるか;情報倫理の構築と「社会資本」 ほか)
第4部 それにしても、なんとかならぬか―サイバー生活手帳“リアル篇”(情報処理からこぼれ落ちる問題を救うはずの人間のマニュアル化について;イラク戦争直前に駆けめぐったチェーンメールについて ほか)
著者等紹介
矢野直明[ヤノナオアキ]
1942年生まれ。東京大学文学部社会学科卒。1966年に朝日新聞社入社。盛岡支局、佐世保支局、福岡総局、西部本社社会部、同整理部を経て、1979年に出版局『アサヒグラフ』編集部員。1988年『ASAHIパソコン』を創刊して初代編集長に。『月刊Asahi』編集長、出版局デジタル出版部長兼『DOORS』創刊編集長などを務める。2002年、サイバーリテラシー研究所を開設。明治大学法学部客員教授、情報セキュリティ大学院大学講師
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