内容説明
彼女の身に、いったい何が起こったのか――。
無名の新人作家である“私”のもとに舞い込んだ、とあるアイドルの行方調査依頼。どうやら、そのアイドルが所属していたのは『メンバーの中に人殺しがいる』という噂が流れ、現在はメンバー全員が失踪してしまっている曰く付きのグループらしい。
編集者からの催促を受け、次回作の企画に悩んでいた“私”は、半信半疑のまま彼女の行方を追ってみることにしたのだが……。
彼女の身に、いったい何が起こったのか。観客の証言、メンバーの裏アカウント、インタビュー音源などの断片から真相を浮き彫りにしていく、著者渾身のヒトコワ×ミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mayu
25
初読み作家さん。タイトルと不穏な感じのする表紙に惹かれて手に取った。あるライブをきっかけに解散してメンバーが全員失踪しているという曰くのあるアイドルグループ。依頼されて取材して本にする事にした作家目線がモキュメンタリー風に描かれる。snsの投稿画面や裏アカ、写真の挿入があって今っぽいなぁと感じる。ひとつひとつの章が短くて集中力が続かない時でも読みやすかった。なるほどなぁとは思ったけどヒトコワミステリーと書いてあるけど、うーん…ヒトコワを期待して読んだけどそこまで感じられずだった。2025/11/08
よっち
25
無名の新人作家のもとに舞い込んだ、とあるアイドルの行方調査依頼。次回作の企画に悩む作家が彼女の行方を追い始めるヒトコワミステリ。共通の知人から紹介された人物からの依頼で、現在はメンバー全員が失踪している曰く付きのアイドルの行方調査を始めた作家。裏アカや公式ブログ、元ファン、匿名掲示板などから情報を拾い、元メンバーまでたどり着いた作家が知る思わぬ真相。執着を見せる関係者や依頼の理由も明らかにされていく中で、探す意味もなくなった彼女の本を出すことになったのか、タイトルの意味がじわじわと効いてくる物語でした…。2025/11/06
ist
13
SNSのやり取りや、関係者のインタビューから断片的な情報をつなぎ合わせて、行方不明になったアイドルの消息を辿っていくというスタイルの物語。 ホリー・ジャクソンの自由研究には向かない殺人のような読み口のところもあり、たいへんおもしろかった。 2025/11/30
きょん
7
イヤミス的モキュメンタリー。さっくり読めたがなかなか面白かった。このテンポ、ほんとに今の時代のテンポでした。そして内容もさらっとしすぎなくらい。2026/01/06
しぃ
7
本屋さんで偶然見かけてパケ買い。アイドル好きでモキュメンタリー好きな私のためにあるような本でした。しかも先月出たばかりの初版。もっともっと売れて重版してもらわないと困りますね。布教しようと思います。 巻末に書いてあるお決まりの「この作品はフィクションです。」のフレーズですらこの物語のエッセンスになっています。この事件が気になるので、これからネットサーフィンしまくろうと思います。こういう嘘みたいでほんとみたいで嘘、な作品、大好きです。2025/12/05
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