内容説明
フード・マイレージとは食べものの量×運ばれてきた距離。つまり、食べものがどれだけ遠くから運ばれてきて、そのためにどれだけ二酸化炭素を出してきたかがわかる数字。今晩の夕食は何マイレージ?
目次
1 フード・マイレージを考える背景(「食」に関する情報の氾濫;食生活の変貌と、それがもたらした問題点;第一の問題点―栄養バランスの崩れと健康問題;第二の問題点―食への不安と「食と農の間の距離」;第三の問題点―食料の海外依存と国内農業の縮小;「食育」に対する関心と期待の高まり;そして第四の問題点―地球全体の資源、環境問題)
2 私たちの食と地球環境問題(なぜ地球環境問題か―三つの局面での問題点;輸出国の資源・環境に与えている負荷;日本自身の環境への影響;長距離輸送に伴う地球環境への負荷)
3 フード・マイレージの考え方と輸入食料のフード・マイレージ(フードマイルズ運動とフード・マイレージ;輸入食料のフード・マイレージ)
4 フード・マイレージと地産地消、食育(学校給食の事例から;食育の場でのフード・マイレージの活用)
5 フード・マイレージから「食」を考える(フード・マイレージから見えてきた私たちの「食」;食を考える視点;求められる食育とは;望ましい食のライフスタイルを)
著者等紹介
中田哲也[ナカタテツヤ]
1960年、徳島県生まれ。1982年、岡山大学農学部卒。同年、農林水産省入省。2001年、農林水産政策研究所政策研究調整官、2003年、関東農政局消費生活課長、2005年から九州農政局消費・安全部消費生活課長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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