内容説明
わが国最大の不法投棄事件その解決をめざしてたたかった悲しくも勇敢な庶民の姿。
目次
第1部 敗北(心豊かな島;国立公園に廃棄物処理場 ほか)
第2部 再起(風評被害の広がりと危険の存在;たたかいの場は公調委へ ほか)
第3部 苦悩(「中間合意」で熾烈なせめぎあい;「調整案」、「最終調整案」の提示 ほか)
第4部 勝利(豊島の心を一〇〇万県民に;知事選挙の争点 ほか)
著者等紹介
大川真郎[オオカワシンロウ]
1941年3月、生まれる、和歌山県出身。1964年3月、東京大学法学部卒業。1969年4月、弁護士登録。1991年4月、大阪弁護士会副会長に就任(翌年3月まで)。1993年11月から2000年6月に公害調停が成立するまで、豊島産業廃棄物不法投棄事件の豊島住民弁護団副団長として活躍。著者の活動は、NHK列島スペシャル「巨大な壁に挑み続けて―香川・豊島産廃合意を支えた男」で紹介された
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