内容説明
旅に出たい…でも…そうか、この子を連れて行けばいいんだ!私=育休中・太一=6ヶ月・夫=留守番。かくして私は、スペインの石畳を、ベビーカーを押しながら歩く。赤ちゃん連れ母子ふたり旅のコツを満載。
目次
プロローグ バルセロナの細長い空は、どこまでも青かった
1 成田から空路バルセロナへ(旅の初日)
2 アンダルシアでバスに揺られて(第2日~第7日)
3 天空の村カサーレスの日々(第8日~第16日)
4 地中海から再びバルセロナへ(第16日~最終日)
エピローグ まだ寒い東京で、遠い春の日差しを思った
赤ちゃん連れふたり旅のコツ
著者等紹介
おぐにあやこ[オグニアヤコ]
小国綾子。1966年生まれの河内女。新聞社勤務。32歳で長男を出産し、育児休暇に。1年の休みをフル活用して、スペイン、バリ島へ海外旅行し、旅行記のホームページを開設、仕事結果をまとめた本と旅行記の著作2冊分の原稿も仕上げる。著作に「ドラッグがやめられない」
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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rie
2
赤ちゃんの生態については全然わからない若者なので赤ん坊にとっての善悪は分らないですが、すごく楽しく読みました。そして刺激をもらいました! 変に頑なな自分が、スペインのあったかくて陽気な気質の人たちの中で生活して、少し自由な肩ひじ張らない自分になる、人を頼って自分も楽しめる自分になるってすごく私の目標だなあと感じました。2013/04/19
海
2
育児休暇中に乳児とふたりで長期旅行に行くと言う発想はなかった。だって、育休って文字通り育児のために会社を休むものであって、自分がやりたい事を満喫するための休暇とは取れなかったから。あと、頻繁に飲んでいるのに寝る前の添え乳は欠かさないとか何かの間違いだと思う。意見を言葉で伝えられない乳児は、この著者にとってはペットと同じような扱いなんだなと思った。2013/04/06
CBF
1
(★★★☆☆) 旅に出たい…でも…そうか、この子を連れて行けばいいんだ!かくして私は、スペインの石畳を、ベビーカーを押しながら歩くー。 旅紀行そのものも面白かったけど、仕事に心が残っていて育休を楽しめない気持ちや、夫を置いて海外旅行をすることの罪悪感、といった著者の葛藤の部分がより印象に残った。大人1人でもなにかと気が張って既に億劫になりつつある海外旅行、小さい赤ちゃん連れなんて想像を絶するけど、"案ずるより産むが易し"なのかもと思えた。 「子どもがいるから何もできないと思う自分から、自由になりたい」2022/02/16
じゅん
1
子供連れでバックパーカーをした人の本。 旅を通じての気持ちの変化などが書かれており、改めて旅はいいものだと思った。 同時に子供がいるから縛られるという発想をしてしまうときの自分自身の陳腐さも恥じてしまった。 「子連れなりに」「子連れのおかげで」2018/07/17
rinrin3
1
子連れ旅行で、しかも海外。我が家の子どもたちは日本でもすぐに熱を出して、旅行の予約もままならない。キャンセル料が怖くて飛行機なんて予約はまだまだ無理。子連れ旅行は子どもの丈夫さも大きい!2013/12/27




