内容説明
激動する政界の中で、村山富市氏を党委員長に担ぎ、さらに内閣総理大臣にまで押し上げた渡辺嘉蔵。本書は、日記形式で型破りではあるが、日々の政治状況の変化が記述され、まさに、ダイアリーヒストリーが書き綴られている。
目次
1 政局激動のなかで(93年2月21日~93年8月31日)
2 村山委員長実現に向けて走る(93年9月1日~93年12月31日)
3 「政治改革」成立・消費税引き上げの胎動(94年1月1日~94年6月19日)
4 羽田内閣総辞職、そして村山内閣成立(94年6月20日~94年9月30日)
5 政務・党務多忙極まるなか、糟糠の妻逝く(94年10月1日~95年1月6日)
6 新党運動の渦中で(95年1月7日~95年6月30日)
7 参議院選大敗したが、村山改造内閣続投となる(95年7月1日~95年8月31日)
8 「社・さ」(民主・リベラル)による新党づくり難航(95年9月1日~95年11月19日)
9 新党の挫折と新しい第1歩、社会党から社民党へ(95年11月20日~96年1月11日)