目次
第1部 流通の産業化への歴史(都市分析と近世日本の都市商業;戦間期の商業=百貨店問題;第二次大戦後における全国市場の展開;大型チェーンストア全国支配)
第2部 構造変動期の流通産業(減少に転じた小売商店;各種業態の展開と大型スーパーの戦略;消費の成熟と消費者行動の変化)
第3部 大店法の展開と混迷(大店法の成立とその問題点;“消費者主権論”の乱用;東京の世界都市化と現代都市法の不在;日米構造協議と大店法)
第4部 市民型商業集積政策への展望(近隣商業集積の崩壊と中小小売商の運命;“90年代の流通ビジョン”と流通業界のダイナミズムの減衰;市民社会方式への試み)
結語 商業集積政策への展望―市民運動からの再出発を
補論 都市商業集積の郊外化―福井市のケーススタディ
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