内容説明
自由人権協会の40年の活動の歴史は、日本の戦後の人権状況をよく反映している。のみならず、機関紙人権新聞には、その時代の人権問題のさまざまな担い手による、真剣な問題提起が署名記事として掲載されていることから、通覧すると、人物列伝ないし思想史としても大変興味深い側面がある。本書は、10年、20年というスケールで人権問題を通覧する際に便利であり、戦後の人権理念の啓蒙活動、占領下の沖縄、ベトナム戦争、公害、薬害、学園闘争、国際人権、情報公開といった、その時代時代を特徴づける問題が網羅されている。
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