出版社内容情報
腹痛、めまい、朝起きられない…様々な不調が生じやすい思春期。ブリーフセラピーによる支援のポイントを多彩な事例で紹介します。
内容説明
朝起きられない、腹痛や頭痛、抜毛、食事がとりづらい…心身にさまざまな不調が生じやすい思春期。「関係性」を見て良い循環を作るブリーフセラピーの実際を、多彩な事例に基づいて紹介します。
目次
序章 思春期のこころとからだの問題とブリーフセラピー
第1部 学校編(頭痛と吐き気で教室にいることが難しい;髪の毛を抜いてしまう;原因不明の吐き気は問題?;めまいや耳鳴りで友人関係がうまくもてない ほか)
第2部 医療編(起立性調節障害―システムアプローチ風;接食障害―「例外」への注目と本人の強みを活かしたアプローチ;発達障害を背景にもつ抑うつ症状や身体症状―リソースを活かす発達臨床;強迫性障害―コミュニケーションの読み取りと介入、言葉遣いと治療姿勢 ほか)
終章 思春期界隈ストーリー―保護者や関係者を支援する
著者等紹介
黒沢幸子[クロサワサチコ]
目白大学心理学部心理カウンセリング学科教授。KIDSカウンセリング・システム研究会チーフコンサルタント。臨床心理士、公認心理師。上智大学大学院文学研究科教育学専攻心理学コース博士前期課程修了。病院・クリニックでのカウンセラー、スクールカウンセラー等を経て現職
赤津玲子[アカツレイコ]
龍谷大学文学部臨床心理学科准教授。京都ファミリールーム所長。臨床心理士、公認心理師。龍谷大学大学院文学研究科教育学専攻博士後期課程修了。児童相談所、スクールカウンセラー、心療内科勤務等を経て現職
木場律志[キバタダシ]
甲南女子大学人間科学部心理学科講師。臨床心理士、公認心理師。関西医科大学大学院医学研究科(心療内科学)博士課程修了。大学病院や民間病院の心療内科、私立中学校・高校・大学の相談室等を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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